
うさぎを飼いたいけど、アレルギーが心配という人もいるかと思います。
結論から言うと、うさぎアレルギーは存在します。しかも犬猫アレルギーと同様に、日常生活に支障をきたすレベルで症状が出ることがあります。我が家は家族3人全員が動物アレルギー持ちですが、それでもうさぎと一緒に暮らしています。今回はその実態と、なんとか共生するためにやってきた掃除・対策の記録です。
うさぎアレルギーの原因は「毛」だけじゃない
うさぎアレルギーと聞くと毛のせいだと思いがちですが、実はアレルゲンは複数あります。
- 毛:特に換毛期は大量に抜けて空中に舞います
- フケ:皮膚から出る細かいフケも主要なアレルゲンのひとつです
- 尿・唾液:タンパク質を含むためアレルギー反応を引き起こすことがあります
- 牧草(チモシー)のほこり:牧草自体がアレルゲンになるケースもあります
毛だけを気にしていると、他のアレルゲンに気づかないまま症状が続くことになります。
実際にどんな症状が出るか
我が家で経験した症状を正直に書いておきます。
くしゃみ、鼻水、目のかゆみは日常的に出ます。換毛期になると特にひどくなります。そして一番しんどかったのが、ブラッシング中の喘息症状です。マスクなしでブラッシングをしたとき、喉がひゅーひゅーするほどの状態になりました。普通のマスクでも防ぎきれなかったほどです。
アレルギーって蓄積して爆発するみたいな感じなので、我が家ではもう動物アレルギーだけで反応しているんじゃなくって、ハウスダストやら花粉やら、日常のアレルゲン物質の蓄積でひどくなってる気はしています。
日常の掃除で意識していること
アレルギー症状を抑えるには、アレルゲンをいかに減らすかが基本になります。
掃除機がけは2〜3日に1回はマスト。 毎日できればベストですが、現実的に難しい場合は2〜3日に1回を目安にしています。うさぎの毛は細かくて軽いので、掃除機のヘッドをゆっくり動かすほうが吸い残しが少なくなります。
空気清浄機はケージのそばに置く 浮遊している毛やフケを常時吸い取ってもらうために、ケージのすぐそばに設置しています。ただし吸込口がすぐに毛まみれになるので、定期的な掃除が必要です。
空気清浄機の掃除には電動エアダスターが便利 缶タイプのエアダスターは長時間使うとすぐ使えなくなりますが、電動式は連続して使えてストレスがありません。空気清浄機のフィルター掃除がだいぶ楽になりました。
ケージ周りは週1回念入りに ケージの周りは毛やフケが特に溜まりやすい場所です。掃除機だけでなく、拭き掃除も組み合わせるとより効果的です。
ブラッシングは防塵マスクで乗り切る
換毛期のブラッシングは、アレルギー持ちにとって一番の難関です。
普通のマスクでも不十分だった経験から、今は防塵マスクを使っています。見た目はガスマスクのようでちょっとびっくりしますが、これをつけてからは喘息症状がまったく出なくなりました。
さらに、ブラッシングをする場所の近くに扇風機を置いて、背面に換気扇フィルターを貼り付けておくと、舞い上がった毛がフィルターに吸い付いてくれます。この組み合わせが今のところベストです。
症状がひどくなったら迷わず病院へ
対策をしていても症状がひどい場合は、アレルギー専門の医療機関を受診することをおすすめします。
抗アレルギー薬を処方してもらうだけで、日常的な症状はかなり楽になります。「うさぎアレルギーだから仕方ない」と我慢し続けるより、薬と対策を組み合わせるほうが生活の質が上がります。
ちなみに僕は普通にアレルギー性鼻炎ということもあり、うさぎに関係なく花粉とかでもすぐに反応がでてしまいます。
なので、春先になったらアレルギーの薬がかかせません。
逆にいえば、アレルギーの薬を飲んでいれば、だいぶ症状が緩和されて、くしゃみ鼻水に悩まされるとうことは減ります。
僕はずっと薬をのみ続けるのが嫌なので、花粉の症状がひどい時期はのみ続けています。
逆に飲まない場合はうさぎの毛だけでもかなりしんどい生活を強いられます。
それでもうさぎと暮らしていける
アレルギー症状がひどい事がわかっていたら、当然うさぎは飼わないほうがいいとは思います。
ですが、僕のように飼ってみた後にアレルギーがあって反応があることを知った時は、どうしようもないので、なんとか対処していくということになるのですが、今回紹介した記事の内容を実践さえすれば我が家ではなんとかなっています。なので、アレルギーがあるからうさぎを飼えない、ということはないと僕個人的には思っています。
ただし、何もしなくていいわけでもない。掃除・ブラッシング・空気清浄機・マスク、これらを組み合わせて初めて「なんとかなる」レベルになります。
アレルギー持ちでうさぎを飼っている方、これから飼おうか迷っている方に、この記録が少しでも参考になれば嬉しいです。

