我が家のうさぎちゃんは生後2ヶ月で家に来て、それからずっとリビングのケージで過ごしています。
5年間、夏場以外は特別に温度管理をしてこなかったし、大きな病気もなく過ごせていました。だから「これで大丈夫」とどこかで思っていたんです。
その油断が、6歳の冬に一気に崩れることになります。
異変に気づいたのは「だらっとした姿勢」だった
うちのうさぎは1日の半分以上、リビングを自由に動けるようにしています。
ある冬の日、部屋の隅っこで足を伸ばしてだらっとしているのを見ました。夏場は暑さでよくそういう姿になるのですが、寒いはずなのになぜ?と思いながらも、最初は様子を見ていました。

こんな感じでぐたっとしてました。
でもその体勢がずっと続いていて、しかも隅から動こうとしない。おかしいと思って近づいてみると、腰が抜けたように後ろ足を引きずって動いていました。
「これはまずい」とすぐに動物病院へ連れて行ったのですが、診断結果はうっ滞でした。
手術は免れたが、2週間の戦いが始まった
手術が必要なほどではありませんでしたが、連日の点滴通院と強制給餌でなんとか命の危機を乗り越えました。
強制給餌がとにかく大変でした。どんなご飯を用意しても自分から食べに行けないくらい弱っていたので、シリンジにペレットを溶かしたものと病院の薬を混ぜて、無理やり口に入れて食べさせるのですが、最初は全然うまくいかなくてうさぎの口がペレットまみれに。しかも絶対に一人ではできないほど暴れるので、常に2人がかりで1日3回。
YouTubeで強制給餌の方法を調べながらなんとかコツをつかんでいき、3〜4日目にはだいぶましになりました。それでも毎回格闘でしたが。
2週間ほど経った頃、ようやく自分でご飯を食べるようになってくれて、そこで初めて安心できました。
なぜうっ滞になったのか
原因として思い当たるのは2つです。
ブラッシング不足と、温度管理のずさんさ。
若い頃はある程度の寒さでも乗り越えられていたのかもしれません。でも6歳はうさぎにとってシニアの入口。10度前後のリビングは、老いてきた体にはきつすぎたんだと思います。
ヒートマット、電球型のヒーター、周りを布で覆うくらいはやっていましたが、それだけでは足りなかったのです。強く反省しました。
うっ滞を経て導入した温度管理の仕組み
この経験を機に、温度管理を仕組みとして整えることにしました。
スイッチボットで温度の「見える化」と自動制御
まずうさぎのケージにスイッチボットのデジタル温度計を設置しました。これ単体だとただの温度計ですが、スイッチボットのハブと組み合わせることで、外出先からでもリアルタイムで温度が確認できるようになります。
さらに便利なのが、エアコンとの連動です。ハブにリモコンを記憶させることで、「室温が15度を下回ったら自動で暖房をオン」「25度を超えたら冷房をオン」という設定ができます。ちなみにうさぎの適正温度は18〜24℃前後(理想は20〜22℃)と言われていますが、この設定で今のところ問題なく過ごせています。
設定時にサポートのお世話になるほど少し手こずりましたが、使えるようになってからは本当に重宝しています。
Ringカメラで外出先からも様子を確認
うっ滞から半年後、1年前から予定していた2泊3日の家族旅行がありました。体調を崩したこともあって迷いましたが、妹が食事と様子見をしてくれることになり、行くことにしました。
ただ、やっぱり心配で。そこでRingの室内カメラを導入しました。

外出先からスマホでリアルタイムに様子が確認できて、話しかけることもできます。うちのうさぎは放置されると拗ねる節があるので、旅行中も定期的にカメラで覗いては話しかけていました。帰宅後も特に怒っていなかったので、よかったのかなと思っています。
ちなみにうちのうさぎちゃんは、部屋を真っ暗にして長時間放置すると暴れて怒ります。なので、不在中もミニ電球をつけたままにしています。
スマート管理の限界も理解しておく
スイッチボットとカメラのおかげで、エアコンの付け忘れや温度の急変化にも対応できるようになりました。あのうっ滞以来、病院にかかることもなく高齢ながら元気に過ごしてくれています。
ただ、ひとつ注意点があります。
ネット環境が落ちたり、停電が起きたりすると、これらの仕組みはすべて無力化されます。過度に頼りすぎず、「あくまで補助」として捉えながら日々の観察も続けることが大切だと感じています。
まとめ:「これまで大丈夫だったから」は通じなくなる
若い頃に問題がなかったからといって、同じ環境がずっと正解とは限りません。特にシニアになってきたうさぎには、環境の変化への耐性が落ちています。
「これまで大丈夫だったから」でやり過ごさず、早めに体調管理の仕組みを整えてあげてほしいです。あの弱り果てたうさぎの姿は、できれば誰にも見てほしくないので。
