これからうさぎを飼う人へ伝えたい、3つの覚悟と幸せ

うさぎあれこれ

うさぎを飼いたいと思っているあなたへ。

「かわいい」「飼いやすそう」というイメージで迎え入れる人も多いと思います。実際、うさぎはとても魅力的な動物です。でも、一緒に暮らし始めてから「こんなはずじゃなかった」と思うことがないように、飼う前に知っておいてほしいことを正直に書いておきます。

我が家のうさぎは今8歳。生後2ヶ月で迎えてから、うっ滞・強制給餌・爪の出血・チモシー拒否・アレルギーとの戦い……いろんな経験をしてきました。それでも「飼ってよかった」と心から思っています。だからこそ、覚悟の上で迎えてほしいのです。

覚悟① お金は、年齢とともに確実にかかっていく

若いうちは、正直そこまでお金はかかりません。ペレットとチモシーと、たまのおやつ。それくらいで元気に過ごしてくれます。

でも年齢を重ねると、話が変わってきます。

我が家の場合、6歳でうっ滞になってから一気に出費が増えました。連日の点滴通院、検査費用、強制給餌用のシリンジや流動食。さらに温度管理のためにスイッチボットや室内カメラを導入して、空気清浄機や電動エアダスターも買い揃えました。個々の金額はそこまで大きくなくても、積み重なるとそれなりの額になります。

ペット保険はぜひ加入しておくことをおすすめしますが、万能ではありません。年間の補償上限があるので、大きな病気が重なると上限に達してしまうこともあります。保険があるから安心、ではなく、ある程度の出費を見込んだ上で迎え入れる覚悟が必要です。

覚悟② アレルギーは、飼い始めてから発覚することがある

「自分はアレルギーないから大丈夫」と思っていても、飼い始めてから症状が出ることがあります。我が家は家族3人全員が動物アレルギー持ちとわかっていて飼い始めましたが、それでもブラッシング中に喘息症状が出るほどになるとは思っていませんでした。

アレルギーが出たとき、うさぎを手放すという選択肢は取れません。返品も、譲渡も、ましてや遺棄も許されない。それが命を迎え入れるということです。

防塵マスク・空気清浄機・こまめな掃除・換気扇フィルターの活用など、対策を重ねればある程度は共生できます。でも「もしアレルギーが出たらどうするか」を、飼う前に家族でちゃんと話し合っておくことを強くおすすめします。

覚悟③ それでも、それ以上の癒しがある

ここまで読んで「大変そう」と思った人もいるかもしれません。正直、大変です。

でも、それ以上のものがあります。

部屋の隅でほおばこ座りしながらぼけーっとしている姿。おやつのにんじんにだけ猛烈に反応する偏食っぷり。チュールを顔の前に出したら怒ってうさぎパンチを繰り出してきたあの瞬間。体調を崩してへとへとになりながら強制給餌を続けて、2週間後にようやく自分でご飯を食べてくれたときの安堵感。

言葉を持たない動物と暮らすということは、その子の小さな変化を毎日読み取り続けることです。それがいつの間にか、自分の生活にとってなくてはならないリズムになっていきます。

「今日も元気だな」と確認する朝の一瞬が、意外と一日の支えになっていたりするんです。

最後に

うさぎはデリケートで、お金もかかって、アレルギーのリスクもある。でも、それを知った上で迎え入れた命は、必ずそれ以上のものを返してくれます。

覚悟を持って、ぜひ一緒に暮らしてみてください。

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